トラック初心者が知っておきたい基礎知識
トラックに関わる業務に就く方、またはトラックを利用するという方へ、改めて基礎の基礎からトラックのことについて学びませんか。
トラックの基礎知識をご紹介しますので、ぜひ知識を深めるためにお役立ていただければと思います。
そもそもトラックとは
トラックは、シャシーとボディと呼ばれる2つの部分から成り立っています。シャシーとはトラックを走らせるために必要な装置を組み合わせた部分のことをいいます。
エンジンや燃料タンク、ハンドルやクラッチと様々な装置が搭載されています。そのシャシーにボディが取りつけられます。建築や土木、生鮮食料品など、運搬の種類によって取りつけるボディも変わってきます。
トラック(ボディ)の種類
トラック(ボディ)は、実に数千種類あるともいわれています。その中でも最も一般的なのが平ボディやバンではないでしょうか。 平ボディと聞くとフォークリフトで荷物を積むイメージがあるかもしれませんが、今ではクレーンやテールゲートリフター付きなども多く存在しており、便利に積荷が可能です。
バン型は、野ざらし状態の平ボディ型に対して荷室を密閉できるところが魅力です。風雨や盗難を防げるメリットがあります。冷凍・冷蔵できるようにもなっており、鮮度を保ちながら運搬することも可能になっています。
トラックのナンバープレートについて
ご存知のようにナンバープレートとは、自動車を個別に識別するための数字のことをいいます。トラックのナンバープレートは、大型トラックであれば「1」、小型トラックであれば「4」から始まる番号がついています。そして営業用トラックには「あ・か」行を使用します。
ただし「あ」と「お」は似ているため、「お」の代わりに「を」を代用するのが一般的です。自家用の場合は死を連想させる「し」、屁を連想させる「へ」、表現しづらい「ん」は使用しません。